無いがある
↑↑ 写真 : 今年から表紙が変わった御蔵島の地図パンフレット。
パンフレットの表紙には、
コンビニない
温泉はない
信号がない
レンタカーない
バスもない
自転車乗れない
坂しかない
カエルいない
勝手に山へ入れない
宿とれないと来られない
時化ると船がつかない
そしたら、島から出られない
…と、御蔵には無い・出来ないことが列挙されています。
その他も、都内にはあるけど村にはないものがたくさんありますが、それは逆に言うと、都内にないものが村にたくさんある。とも言えます。
戦後や高度成長期の日本でしたら、「無い」ことは、決して喜ばしいことではありませんでしたが、
現代では人が望むのは、物質の充実より、
自分の魂が望む生き方を、本当はしたい
人とつながって(孤独でなく)生きたい
最終的には、これらではないかなぁと人を観ていると思います。
では、村のような環境に居た方が、それらは実現しやすいのか?
と、問われれば、それは全く関係ありません、と答えられます。
もちろん環境もとても大切ですが、人の意識の方がパワーは強力なので、自分の心に正直に生きることが出来ていれば、大都会であっても、ひとはるんるん楽しく生きられると言えます。
ヒトの望みを叶える考え方の順位としては「移住」とは、意外と後ろの方に在る方策かもしれない。
そう思っています。