ライフストーリー 28〜自分の意見がわからない。
これは、書いて大丈夫かなあ…と少し思ったのだけど。
今の時代、自分の政治や思想信条について、たとえ匿名で書いていたとしても、
まあ恐ろしいことに、もうすべて何もかも「筒抜け」だし、
わたしの成育歴上、大事な時が始まったきっかけでもあるので、特に自分のために。
1年生の時、1つ上の学年の「た」から、学生自治会執行部へ立候補しないか誘われた。
学生の要求を実現するという主旨は魅力だったのと、「た」のパワフルさにも惹かれ、彼女も立候補すると言うので、私も立候補。
候補がそれぞれ演説してのち、投票が行われ当選、書記局をした。
執行部内では、たくさんの討論と話し合いをした。
1年生から4年生まで9名の執行部で、意見を出し合う。
わたしは、だんだんそれが苦痛になった。
自分がどう思っているのか?どう感じているのか??
自分の考えが感覚が、自分でもわかっていないことに気づいた。
討論の中で、Aがこう言えば(そうだよなあ〜)と思い、かたや、Bが違う意見を言えば(それもそうか…。)と思う。
「すなへー(私のあだ名)、どっちなんじゃい?!て思うわ。」
信頼する「た」からも言われ、うん。ホントに自分でもわかんないんだよなぁ〜と思っていた。
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