みんなで本来の自分にもどるための、つぶやき遺言集

ライフストーリー 33〜天国への階段。

 
  2018/10/25
 
この記事を書いている人 - WRITER -
年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

↑ 1997年ごろ、県立芸大にて。

 

前回のライフストーリー。

芸大では、彫刻科へ配属になった。

女性モデルが10人くらいいたかな。事務所に入っている人と、私のように芸大からの募集で入った人が居て

それぞれ、日本画科とか色々な科に分かれて配置された。

 

わたし、深い付き合いをしていた女友達って、あまりいなくて。

女性だと同年代よりも年上の友人がほとんどだった。

よくある?!女の子のグループでわちゃわちゃというものに全く関心もなく。

小さい頃から、ずっと何の苦も不自由もなく、穏やか〜に♪のんびりと過ごしてきたけれど。。。

ここ、芸大は……まさに・・・

 

天国でしたっ!×100000000

 

まずね、

裸でも、性的な目で見られない。

イヤなことされない、当然。

この点は実に実に、大きく素晴らしい経験だった。

そして限られた友人にはヌードモデルの件を話した。

(ちなみにその話をしたあとの反応は、その人の性的主観が如実に表れるので、これも興味深かった。)

「体に自信があるんだね。」

っていう人もいたけど、それはぜんぜん違う。

 

わたしはただ、なぜ自分が性的にイヤなことをされるのか?どうしたらいいのか。

どんな事でもいいから、そのヒントを喉から手が出るほどに欲していただけで。

そこへ、高い給料と珍しい経験が出来る、しかも公立の大学でという事で、面接に行ったんだ。

ただ。万が一、女性を蔑んだり何かあったら、論破して攻撃してやろう。と決意していたのも事実。

でもその一方で、性的に見られず安全性が高い場所ということも判ってはいて、予想もしていた。

 

結果、良い方の予想が当たった。

それにしても、こーーんなに!ハダカでいても、恐怖やイヤな感じが無いってさあ……………………………

……………………………………………………………………  …  …

経験してみると、本当に、腑に落ちたんですよね。

じぶんのそのままで、大丈夫なんだということが。

これはもっと小さい頃から、

自分(女性)は何も隠さず、そのままでいても、何も侵されないで良いのだということを

もっとはっきり教えて欲しかった。と思ったなあー。

 

私はほんとーに、全てに恵まれているのに。。だからこうして、学ぶことで向き合う機会も持ててる。

それなのに欲している「性暴力に関して回復するヒント」が少なすぎる!

性ということに関してだけは、誰も教えてくれなかったよなあ。

昔から、こんなこと(性暴力)は沢山起こっていたはずなのに、今まで被害を受けてきた人は

なぜそれを啓蒙してくれなかったのか。。

当時は、ちょっとひねくれて、そう感じたもんです。

 

次のライフストーリー はこちら。「天国での経験。」

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