みんなで本来の自分にもどるための、つぶやき遺言集

ライフストーリー 49〜キリスト教とボランティア室

 
  2018/11/06
 
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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

帰島した時のヘリからの眺め。

 

前回のライフストーリー はこちら。

 

子宮内膜症と診断され、無事に腹腔鏡でオペを受けた。
腹腔鏡なので身体の負担は少ないけれど、術後は疲れやすくて、坂道を登るのもしんどかった。

その後、もうそろそろ仕事復帰していいかなあと思い、杉並区のキリスト教系病院の介護職に就職。
病院の現場は経験がなかったので見て見たかったのと、その病院にはホスピスもあり、普通の病院とは少し違う方針を持っているように感じたからだ。

この嗅覚は正解だった。看護師長さん達も意欲があって明るいパワフルな人たちだった。
しかし、しばらくすると痛みが再発し始めた。電車での通勤時間も1時間半ほどあり、これでは夜勤もある勤務は続かないと思い、退職を願い出た。
すると、「状態が安定するまで、ボランティア室の担当として非常勤で務めるのは、どう??」という提案を頂いた。

 

そうして、ありがたーく、ボランティア室担当の非常勤となった。
その病院はボランティアを幅広く受け入れており、きっちりしたマニュアルも作られていた。
(あまりに完璧に出来ていたので、御蔵に来てからも参考にしたくて送ってもらった位。)
ボランティア向けの講座も行っており、こういうところは、ほんとうにキリスト教の底力だなあ〜と感じる点が多々あった。

私自身はキリスト教ではないですが、YWCA専門学校に行っていた時、全く日本的ではないレクレーションや
ボランティアへの知識や技術を知って、(アメリカの、明るくみんなで仲良くなろうゼ!という技術は…すごいなあ!)
と感じたことがあって。

それと似たことを、たくさんその病院で感じた。

音楽療法・アロママッサージ・清拭用の布切り・シーツたたみ・傾聴……などなど!
様々な役割と幅広い年代のボランティアさんが来て下さっていて、皆さんとの対応、広報や事務作業、企画実施などをした。
ホスピスにもよく通ったっけ。ボランティア室専属のチャプレン(牧師さん)がいて、いろいろなお話も聞けた。
今でも、ボランティアさん達の顔を覚えている。うー懐かしい。

 

この勤務は、ほんとうに術後の復帰の良い足がかりになった。
でも、症状が安定しても夜勤は長くしないほうがいいなあ、と思うようになり、結局お世話になった職場を退職。
夜勤がない介護現場を探すことにした。

そして、実家からほど近いデイサービスに就職した。

 

 

次のライフストーリー はこちら。

 

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