買い物で体感。
御蔵の冬は、強風吹きすさぶ 厳しい季節です。
船は欠航が続きます。
歩いていると時折、あまりの強風で前へ進めなくなる位。
浜へ続く坂道を歩く時などは、目が開けていられません。
(というか、歩く人は私くらいかも。)
桟橋が見える私の部屋のベランダは、雨も降っていないのに、
ジャッ!
と、ガラス窓に海から潮が吹き上げ、打ちつけられて真っ白。
冬はいろいろな事が、究極に体感出来て、わたしは大好きな季節であります。
ということで、映像を撮ってみました。
・・・・・・・・・ ・・・
いや~ビックリするくらい、何も伝わらないことに、またびっくりしました!
身体が吹き飛ばされそうな中、iphoneで撮ったのですが、
それも保持しているのがやっとだったのに。
あの体感はいずこへ?
テレビ、が演出や強調を必要なのが、改めてよく判りました。
そういえば昨年。
東京に帰った際、買い物をして心底思ったことが有りました。
久しぶりに店舗を見て歩き、実際に品物を手に取り、
買い物をした時のことです。
やっぱり、実際に来ると違うんだなあ~、と痛感しました。
何が?と申しますと、
店員さんが働いている「気」とか、
品物自体の気とか、店舗空間の気が感じられたことです。
今までは全く意識していませんでしたが実際に行ってみると、
それが自分にとって合っているか否か?等が、
たいそう単純で、判りやすかったのに驚きました。
そうやって色々感じながら歩いていると、
やっぱり、お互いに知らないうちに「交流」しているんだなあと思いました。
なので、自分が好きな場所や、前向きになれる人、
好きなモノと一緒に過ごすことは、
人間にとって大事なんだろうな、と「フ」に落ちました。
意識せずとも、お互いが影響し合っている。
なぜ単なるお買い物で、そう痛感したかというと、
島にいると食品以外はネットで買い物をすることも多いため。
ネット上では、が~ん!届いてみたらこんなのだった。
ということがないよう、
購入するときには五感以上に感覚を研ぎ澄ませて選んでいますが、
何というか、ネットのお買いものは、
「一方通行」いわば、片思いだったことに、今回の件で気がつきました。
購入した側の思い入れが違うと申しましょうか。
それは、単に、
ネットで足も運ばずに簡単に手に入ったから思い入れが薄い。
というものでなくて。
実際に品物と出会う買い物と、ネット購入の違いは、
品物をとりまく周囲や作られた経歴も含んで感じられるから。
と言ったら言い過ぎかな。
物を買う行為というのは、
実際に出会って買うほうが、更に喜びと満足が増し、
違うんだなーとわかりました。
それが、ネットと現実に体感することとの差、なのでしょう。