ライフストーリー31〜わたし怒ってたんだな。
前回の記事。のつづきー。
ということで、性暴力についての記憶と学びを続けている時に、好きな人が出来た。
ものすごく仕事が出来て情がある人だった。(ひゃーなつかしい。)
男性から好きとか付き合ってほしいと告白されると絶対に受け入れられなかったけど、
わたしから好きになって告白するのは、自分の中でオッケー♪で。
なので、相手にお手紙を書いて渡して告白、「会う」ようになった。
そうそう、この、他人から告白されることって、ものすごく嫌だった。
(なんでわたしに目をつけるんだよっ!)
っていう、「怒り」があった。
もーホント、怒りよ、怒り!!
でも、自分が感じていたのは「怒り」だったんだなーと気づいたのは、
「はっきりと目の前の霧が晴れてから=性暴力の記憶を事実だと認めたとき」から。
告白した人へひどい断り方をしていたのだけど、自分でもなぜそうするのか?わからなかった。
というか、自分ではひどいとは全然思っておらず、周りから「ひどいぞ!」って指摘されてから、
(そうなんだ。)と思って。
でも、(そうなんだ。)と気づいても、
(わたしに、そういうこと言ってくる向こうが悪いんじゃん!)
と、思っていた。
「そういうこと」というのは、付き合いたい&好き=異性&女性 として見られている訳で、
それが心底イヤだった。(って気づいたのも、霧が晴れてから。めっちゃ遅いけど…。)
だから、スカートなんて私服では小さい頃からぜったい履かなかったな。
女性であることで、こうむるイヤなことへの対応が出来なかったから、一種の防衛だったと思う。
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