私の世界観 ライフストーリー13〜YWCA野尻キャンプ
↑写真は今朝9時のさんばし。台風のウネリで、昼は欠航。
前回のライフストーリー12 はこちら。
今日はまた、やっと一歩進められた日だった…本当に嬉しい!ありがたい!1日でした。
仕事をするにあたり一人親方のわたしには、利用者さんへ保障をする入れる保険がなかなか見つからず。お世話になった方にも手数をかけて探していただいていた。そうしたらなんと…教えていただいたのは…灯台下暗し。
日本介護福祉士会の会員だと、業務請負上で必要な損害保険(その名も安心三重奏)に加入できるんですね!!!
全然知らなかった。これ、若い職員や将来自営をしたい人はぜひチェックしておくといいと思います。いやー、早く知っていれば良かった。後進のためにいつか記事にしたいものです。
で、ライフストーリ。
YWCAは戦前から、長野県野尻湖にキャンプ場を持っており、専門学校生1年生の時は野尻湖キャンププログラムへ行った。
私はホント、アメリカへの憧れとか一切ない!けれど、アメリカ由来の学びが、本当に素晴らしく良く出来ているなあと思ったのは、環境への配慮とレクレーションのプログラム。
今で言うアイスブレーキング(初対面の人たちが打ち解けるようにするレクやプログラム)に始まり、みんなが仲良くなる「楽しくて効率的な仕組み」がそこにはあった。そう、レクレーション指導員という資格もYWCAでみっちり学んだんだった。
そうだ、今思えば!!…よく、特別養護老人ホーム(略して特養)で仕事をしていた人が転職して、デイサービスに来ると「本当に辛い…特養の方が良い。」とこぼす人が結構いた。最初はそう聞いても、(へ〜そうなんだ)と思っただけだったが、そう話す人が一人や二人でなかったので、やっと気づいた。
特養は決められた時間内でこなしていく事が大事な点でもあり、介護度や認知度が重度の方も多い為、レクレーションのできる範囲も限られる傾向が強いと私は思う。(わたしも最初に務めた現場は特養だった。)
しかし、デイサービスは利用者の意識がはっきりしているので、納得できなければ意見も言われるし体も動く。提供するレクレーションの数や種類や視点が、特養とはまた違うものが必要になる。特養が悪いとか言うことではありませんよ。単に違いが大きい。
その違いにまったく苦なく対応できたのは、今まで工作や伝えることが好きな自分の特質のためかと思っていたけど……(^_^;)…今思った!アメリカ式というか、レクレーション協会式?で繰り返されるレクレーションの授業指導が、厳しくあったので、レクレーション内容を〇〇個以上書いてカードに残しなさい。とか、人前で司会をしたりとか、参加者の配置についてとか、様々な場数を踏ませてもらった学びがあったからだ〜〜!!レクの先生ありがとう!
はっ!あ、だからわたし、大学時代は人前で演説とか大丈夫だったのか?いやービックリ。今頃、その成果に気づきましたよ…遅すぎ…?
そうでした、そうでした。思い出したよ!
わたし、小学校中学校で、なぜか学級員に推薦されて、イヤだけど消極的にやるしかなかった…。当時は「一切ノーと言えない子ども」でしたので…。というか、ノーと言っていいとか、全然知らなかったし!!!
で、中学の遠足に行くバスの席を決めるときも、みんなの前で消極的に司会をやるわけです。当時は真面目だったので。 無意識下ではイヤだなーと思ってやるため、案の定?席の枠の数を書き間違えており…。一旦みんな席が決まったのに、後から「ごめんなさい間違えました。もう一回最初からやり直します。」みんな→「えー」という事もあったなー。
それから比べると、専門学校の時は実際のレクをやりながら実践するので、実に鍛えられた。日本人にとって、表に立つということは本当に「苦行」な気がする。それが、楽しさと一緒に意味がある事なんだよ、と学べたレクの授業は、やはり非常に価値があったんだ。
25年以上経ち、初めて今、自覚。
こういうとこ、アメリカはスゲーな!と思う。
あ、で、今日特に書きたかったのは、野尻キャンプ場で見た、深い闇の中こちらに降って来るようなたくさんの星。それを湖の桟橋でみんなで寝転がって見たとき、あまりの感動で涙が出たこと。そして環境への配慮で、食べ終わった後のお皿を(舐めたのか?)と思うほど、これでもか!ときっちりゴムベラで汚れをそぎ落としたこと。
皿を持って行くと係の人のチェックが入り、汚れが残っているとやり直しさせる。湖の水を汚さない配慮だけど、これって、普段もこうしていたら、洗剤を使わなくても良いくらいなんだと学んだ。あれはびっくりした光景だったなあ。
昔は、洗剤なんてなかったんだもんね。海に暮らす今は、特に気をつけようと感じている。
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