みんなで本来の自分にもどるための、つぶやき遺言集

ライフストーリー45〜なんでもストレート

 
  2018/11/02
 
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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

写真は、台風でコンクリが剥がれた桟橋の表面部分。 じーっとしていると、桟橋がもわ〜っと動くのが感じられます。

 

前回のライフストーリー はこちら。

 

画廊では同期入社と言える仲間が4名ほどいた。みんなそこそこ仲良くしていたけれど、会社は仲良しグループではないので、深い付き合いもなかった。それに結局わたしは半年ほどで退職してしまったのでなおさらだ。

会社でやっぱり私の記憶に深く残るのは、上司であったN本部長とYチーフだ。

この画廊で女性2人、長く仕事をしてきたらしく信頼関係が見て取れた。
お2人には、お客様に絵を好きになって買ってもらうのはもちろんのこと、行き着くのは結局「お客様のため」というきっぱりした主義があり、
それを仕事として伝える術を社員たちへストレートに教えてくれていた。

仲間が接客で困っていたとき、同期が助け舟を出そうとしたりすると、厳しく理由を問われ、指導されたり。

それは厳しかったけれど、お2人は建前でなく本心から言ってくれていたので、自分たちをちゃんと観てくれているんだとも分かり、安心して仕事が出来ていたなあと思う。

 

そうだ、ストレートで思い出した。

社長が

「なんでもストレートでいくんだ。ストレート♪ストレート♪」

こう言ったのを覚えている。どんな場面だったか忘れたけど、

遠慮なく、思ったこと感じたことをストレートに。正直に出すのが良い。

それがお客様に響くんだ。

というようなことを言われたと思う。

 

そうだったわ…このコトバ。

たまーに思い出すんだった。

言った社長本人のことは、ぜんぜん意識に上がらなかったけれど。

 

正直にストレートで行く。

これは今までのわたしには出来ていなかったので、当時からとても魅力的なコトバだったのだろうな。

今でも、正直なストレートさは、私にはひとと接する時のたいへんな魅力として映っている。

それは、モノをハッキリ過ぎるほど言う、村の師匠たちと接していても感じていること。

 

次のライフストーリー はこちら。

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