みんなで本来の自分にもどるための、つぶやき遺言集

わたしの世界観 ライフストーリー3〜臨戦態勢でいたい保育園児。

 
  2018/10/25
 
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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

 

前回のライフストーリー 2はコチラ

 

親が商いをしていたこともあり、家には様々なモノやおもちゃがたくさんありました。

その一つに、A3サイズくらいの帳簿の紙が大量にあって。私たちがそこへ越してくる前に営業していたお店のものだったようです。親は使わなかったので、よくその裏に落書きをして遊んでいました。

たくさん描いたので覚えているのは、キティちゃんを真ん中に描き(時代がわかりますねえ)

『いざという時、なにが有ったら良いのか?』

を考えて、キティちゃんの周囲に必要なものの絵を描くというもの。サバイバルに必要なものを想像して、これもあったらイイな、あれも大事だな〜♫と遊んでました。

当時は単に、好きでよく描いていたのですが、色々な事と繋がっていた…とのちに思うことになります。

住宅兼店舗の家は商店街の中にあるので、お隣のお姉さん夫婦や薬屋さんのお兄さんお姉さん、近所の方から私たち姉妹は可愛がってもらっていました。うちのパートさんからもぬいぐるみなど色々頂いていたなあ。

当時はすごく細かく工夫されているものが景品になっていた時代で、よく薬屋さんの景品などで頂いたのは、着けていると体温で色が変わるガラスの中に星座が入っているきれいな指輪とか、おでこに当てると体温がわかるシートなどがあった。その他具体的に思い出せないんだけど、子ども心に(うわ〜これはどうなってるんだろう?)と思うものがたくさんありました。

 

あと、わたしは当時から痩せていて、偏食ではなかったのですが、間食もしなかったし食への関心が薄かったのか。。

「イチゴを牛乳に入れてつぶして食べる時も、ち(妹)はこぼさないようにスプーンを吸って懸命に食べるのに、奈美子はゆっくり食べてたっけねえ。」

母が言ったこれに表れていると思う。なんだろ、あんまりコレ食べたーい!!とか昔からナイんですよね。小さい頃からアンコとかチョコレートなど甘さが強いものも苦手。ジュースも飲みたいと思わなかった。チョコレートなんて、専門学校での厳しい実習のストレスから、やっと?!食べられるようになったくらい。

 

あ、今思い出したけど、いつだったか母がわたしの爪を見て、

「赤ちゃんの時、爪もかたちが良いよーうにって、大事に切ってたんだよねー。」

と話していた。その時は「ひゃー、そんなに大事に切ってくれてたのに、今はこんななっちゃってごめんねー!爆!」という感じでした。

初めての靴を買う時は立川のデパートを探しまわり、けっきょく伊勢丹で買った。父と母が靴の形を思い出し、こんな靴だったよねー。と話し「あれはとっておけば良かったよなあ…。」と父。

父は昭和21年生まれ。7人兄弟の末っ子で、私の祖父母にあたる両親は父が小学校3年生だった1年の間に相次いで病気で急死しました。その年は、父をたいへん可愛がってくれた祖母も亡くなったそうです。

それからは、家を継いだ年の離れた兄夫婦に育てられたため、自分の家族を持ち大事にするということが父の心の底からの望みだったのではと思います。

幸いにもそのお兄さんは兄弟間で一番父と性質が似ており、アイデアマンで情が深く、一本の筋を通す強い意志を持つ方でした。現在もご夫妻は80歳過ぎて健在で、本当にこのご夫婦のもとで育って良かったよね…と母ともよく話すのですが、やはり父としては親が亡くなったことがつらかった。

そのためか、子どものものやお世話になった人のものをとっておくことが父にとってはとても大事なようです。

 

一方、子どもの頃のわたしは、豊かなモノの中で暮らしていて、

(たくさんあるなあー)(これは、なくならないのかなー?)(なくなったらどうなるのかなー?)

小さい頃からそう思っていました。

物がなくなるかも!なくなったらどうしよう!とか「不安」からの思いではなく、ホントーに単純に「いつもこんだけあるけど、多いなあ」と感じていたことからの、素朴なギモンだったのです。

それはのちに長じて、「一体どれだけ物を少なくして生活出来るのか?」という興味から、洗濯機と冷蔵庫を持たず、最低限の選んだもので御蔵へ引っ越した時と通じるモノがあります…。(^_^;)

完全なる余談ですが、2つの神器がない生活は職場から「毎日店に行くと、給料ちゃんと払ってないんじゃないかと思われる。せめてそれくらいは買ってくれ。」とのことで3ヶ月経たず終了♪

ちなみに、洗濯機は一人暮らしで時間があれば、無くても大丈夫です。ただ、脱水機能の猛烈な素晴らしさを実感しましたね!冷蔵庫も、肉魚豆腐などはその日のうちに消費すればなくても可能。都内なら食材はまめに買いに行けますし、洗濯機だけ持つのもありかなあと個人的には思います。

もちろん、もし災害があった時の水と食材は確保した上でですよ。ああ、まだまだ、雀百まで踊り忘れず…笑。

 

次のライフストーリー はコチラ

 

下の写真だとわからんので…動画に撮ってみた。:きょうの村。台風みたいです。

※追記 UP出来てませんでした。すみません。。

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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

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