御蔵島の山畑
2018/04/17
WRITER
この記事を書いている人 - WRITER -
畑のキャベツ。
一昨年、初めて植えたのですが、キャベツって、キャベツの球体のまわりに生える葉っぱが、すーーーごく大きくて!!かなり広い面積を占めるんですね。
びっくりしました。
ブロッコリー、ですよ。
ちょうど会った師匠から、
「御蔵に居たの!!居ないのかと思った。」
先週は体調からひたすら寝ていた、と言うと話の流れで、山のドクダミを刈って良い。ということに♪
どくだみ茶用のどくだみを刈りに、山に入らせて頂く。
桑の実。
お昼を食べずに、わーい♪とやって来たため、お腹がすいてしまい、頂く。
桑の種類のためか、あまり濃い紫色に舌が染まりません。
内地の桑は濃く染まって、落ちにくかった記憶があるのですが。師匠の言う、白い桑の系統なのか。
ん!?
段々コになって、まるで折り紙みたいな葉っぱ!
ちょうど通りかかった師匠に聞いてみる。
「は~れ、知らねえのか、ハンノキだよー。」
「え?学校で卒業式に『ハンノキの芽も出そろった』って台詞を言う、あのハンノキ?」
いつも、山で遠目に見ているので、知りませんでした。春は、山がハンノキの新芽の色でたいへん美しくなります。
昔はたいへん重宝した木で、畑には必ず植えてあったそう。なので、今もハンノキが山に見えるところは、畑だった場所だと判るとのこと。
昔は、もっともっと、畑の面積が多かったんだものね。船が就くことは難しかったし、回数も少なかったから、食べモノは、自分たちで作って保存しなければならなかった村の暮らし。
「今は天国だよ」
と、村の年寄りが言うのはほんとうに、そうなんだろうなあ・・と感じます。
山道に、鳥の巣が落ちてました。
いったい、誰の巣でしょう。あんまり、繊細な造りではないみたい。