〜本来の自分に戻るヒントを御蔵島から〜

予定は未定がいい

 
  2019/01/08
 
この記事を書いている人 - WRITER -
年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。
今日の桟橋しゃしん。



昨日は、「色々わからないままこちらに来た話」でしたが、
今日は、色々とわからない方が感性が鍛えられるんじゃないか?というおはなし。


たとえば、こちらの師匠に仕事を拝見させてもらう時、
「いつぐらいにお邪魔したらいいですか?」
と聞くと
「ンなこと、わっかんねーよ」
「予定は未定!」
と、初めの頃、よーく言われました。
村の師匠たちは、予定した通りに仕事がいかないことが、内地に比べ、ままあるからだとわかりました。





暮らし向きもそうで、天候によっても予定や予測は、大きく左右され、ズレます。
それはもう内地の比ではありません。海が荒れれば船はつかず、物資も食料も届かないため、当然、商店には品物がなくなります。作ろうと思っていたのに、〇〇がないから作れないい〜というレベルではないのです。

内地のみなさまー

食品があるだけ、天国だよー!

って別に今の時代、冷凍庫がありますので、村で飢えたり食に不自由することはありません!ただ内地と種類と数の差がめちゃ大きいってだけ。
村は、「ないが有る」の一言に尽きるのです♪


でね、天気予報がいくら精度をあげても、人間には自然の正確な予測はできません。なので、「船が来ると思っていたけど、来ない」とか、その逆も然り。
「ほぼ予定通り」なんて、できたら御の字なのです。
(余談ですが私は自然災害の予知なんてムリだと思ってる。年寄りと同じく、ぜったい災害が来ると考えて先に備えるのが得策。)


「それが判ればぁ〜苦労はしない♪」

よく、お客さんや私たちが、今後の海況についてM師匠に聞くと、言われる言葉。

これは本当にそうで、御蔵の桟橋カメラや素人目には、海が静かなように見えても、実はとても船が着けられる状態ではないことがあります。



ここ御蔵に来て、人間は予測通りにいかないものの方が多いことを、よく理解できました。
と同時に、不便=予測できない環境の方が、人の感覚や想像力が高くなるのではないかなーと、年寄りを見ていて思います。









内地にいるときは、電車が何分に来て目的地まで何時何分に着く。
ってアプリに出る通りに着くし、お天気だってほぼ予報通りの天気だったなあと思うのです。

人間が、おおかた今後を予測して、コントロール出来る感じ。



でも、ここでは冬は激しく強い風、自然と密な生活なので怪我も多いし、病気になったら専門診療もありません。とても生と死を近く感じています。

そんな中で暮らして来た人たちは、
昨日の人間セコムしかり、どおりで周りをしっかり観察できているわけです。
だって、厳しい自然の中で生きていたら、周りを見ていないと生きて来れなかった部分が大きいですし。周囲の人と協力することも大事だったから、なおさらそうでしょう。

山や海へ仕事しに行くにも、自分の周囲をよく見ることは自分の命を守ることでも有ります。

年寄りたちは、その自然をよく見つめていたので、絵を書くときも、たいへん正確にすばらしく海の波などを描かれます。
そして、どんなことが急に起こっても、変化に対応できる柔軟さが、有るなあと思います。反応が早い。

「わー!こんななっちゃった!」

「おい!じゃあこうしろ!」

ってな感じ。

とまあ、そんなこと一つとっても、予測がつかない環境の中にいた人の方が、感性が鋭いとつくづく感じるのです。



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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

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