ライフストーリー 55「本性出していこう♪」

今日は、村民運動会。6年前の夏に島へ初めて来て…秋に運動会があると聞き、
「じゃあ応援に行きますね!!」
と職場で言うと、
「全員参加だから、砂原さんも参加するんだよ。」
と言われ、びっくり。会計係にも自分の名前が入っていて、そのまま4年間やりました。
やってみると、人の顔も判るようになるし、こうした規模のコミュニティには大事なことだなーと感じました。
明日はおそらく筋肉痛。
自分のしたいことをしよう。と思って退職して早3年。
村の友人であるデザイナーさんにチラシを作ってもらっていたのだけど、いろいろ迷って迷って1年以上?完成できずにいた。
退職するとき、「これからは好きなことだけをしてみよう。」とも、決めていたので、
自分で看板を掲げる時のメニューはもちろん、自分の好きなことだけ!! →→ ホームヘルプ・草刈り・アクセスバーズ
でも、これらでお金を稼ぎたい。とは、どうしても思えない。
だって、そもそも村に来たのは人間関係が濃い地域を望んでいてのこと。
それら人間関係を活用すれば、お金を介さず、いろんなことができるんじゃないか?
と、ずーーっと思っていたので、何かもっといい方法があるんじゃないか考えてて。
例えば、東京だとゴミ捨てや掃除などそのほかのちょっとした頼みごとでもお金を払って、
ホームヘルパーなどに依頼してやってもらったりする。(介護保険でも介護保険外でも。)
良く言えば、専門的な分化がされていた。
でも、近所付き合いなどがあればそれでカバーできることもあって。
お金もかからないし、何より年寄りに接する人間が、
福祉の専門家ばっかりじゃない方がいいのになーと感じていた。
私がやりたいことは、地域通貨に近いものだけど、まどろっこしいなー。
村に一生は居ないだろうから、仕組みを完成させるまで居られるかも不明だしなあーなどと思っていて。
あとは正直言って、私の中に恐れもあったのだと思う。私は何も怖いものがないと思っていたけど、ちょっと違ったみたい。
変わったことをして、村の人に変に思われるんじゃないか?
決して揉まないサトウ式リンパケア、ただ手を当てるだけのアクセスバーズ、実はもっとしたいキネシオロジーのセッション
とかは理解されないだろうなあ…という恐れがあった。
でも、年寄りのところへ勝手に行ってリンパケアをさせてもらうと私も年寄りもびっくりする変化があった。
やっぱり実際にやってみないとわからないもんだなあ。
あとはやるだけなんだよなー。と思った。
そう思ってるのに!うだうだ考えたり、ゆっくり休んだりしていて、動かずにいた。
でも、今年の春にやっと、腰が上がった。
実家に帰った時、自営業の大先輩である父から
「なんでもいいからとりあえずやってみろよ。」
というような意味の一言を言われ、すんなり(あ、そうだな。)と思えた。
生き馬の目を抜く東京で地方から出てきた夫婦で今も40年以上も商いしてる先輩の言葉は、すんなりと感じた。
そこでやーっと5月にチラシを全戸配布。
それからは、予想していなかったところから依頼を頂いて対応したり、面白いことになったけれど、
実はまだまだ、自分を隠していた。
ホントにやりたいのは、キネシオロジーを使ったセッション。
でも、9月まではまだ、怪しまれるかもなーとか思っていた。
お金に関しては、チラシに書いたメニューでは稼ぎたいと思っていない。
私は、体験・経験がものすごく欲しいだけ。
お金の必要性と自分のしたい遊びが、全然繋がらない。
年間所得が100万円行かず、自分でもなぜ生活出来ているのか不思議な状態を面白がっていた。
でもでも。
なんだろう、もう、そういうのに、自分で飽きたらしい。
ここら辺のことは、9月にサンディスパの山口ユウスケさんとお話をしたことから、本気出して動くように背中を押された。
(※この点は、別で記事にしようと思います。)
あと、
(他の人に怪しまれるかもなー)って私が思うというのは、
『私はいろいろ学んできたから仕組みが判るけど、一般的に知られていないことだから他の人は怪しく思うだろうなあ。』
と他の人に対してめっちゃ失礼なことを考えているんだ!!という事に気づいた。
……恥ずかしすぎる。
あとそして、いろいろ持っている手札を遠慮して出さず隠しておくのは、もうやめよう。と思った。
という事で、5月に出したメニューチラシも来月改訂する予定。
本性出してやりたい事をやり抜いてこ♪
ライフストーリーシリーズ は今回で終わります。
お付き合いありがとうございました。