〜本来の自分に戻るヒントを御蔵島から〜

ライフストーリー 40〜社長にならんといかん

 
  2018/10/27
 
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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

きょうの午後は、釣り瞑想。(釣りは瞑想だと思っているので。)

師匠はボウズ、私は写真の「おやびっちょ」という、もれなくリリースすべきお魚1ぴき。

ところがN師匠のご子息は、釣竿を垂れたとたんに次々と獲物が!さすがプロの漁師さんです。

釣竿を振る「カタ」も全く違い、ひじょうに勉強になりました。釣りの勉強でなく、モノの見方や身体の使い方、ふるまいとか、ね。

 

さて、ライフストーリー へ。

前回のライフストーリー39 はこちら。「特養の夜勤。」

 

特養に勤めて、同僚たちも良い人たちで年寄りたちとのやりとりも面白く、楽しく過ごしてなんの不満もなかった。

ただ、特養のリズムは、集団生活なのでオムツ交換の時間だったりが一律にされることが、どうにも納得?!いかなかった。個別の排泄ケアができたらいいなあとか、献立はもっと色彩が良いのがいいなとか、色々思うこともあった。

でも、それを実現するには、自分が雇われる職員ではなく結局は、施設長とか施設を自分で立ち上げないといけないんだなーと思った。

 

年寄りは、本当に愛らしい人たちだった。

「さ」さんという年寄りがいて(どんどん名前思い出しちゃった)、目の大きい綺麗な白髪の小さい人だった。その人は股割れのパンツを履いていて、最初、私は股割れという形下の着を知らず、「さ」さんが下着を下ろさず部屋のポータブルトイレに座ったのでどうしたのかと聞いたことがあったっけ。

目の見えない年寄りは、くわわ〜っと口を開けて上手にご飯を食べていたな。オムツ交換に行くと、腰を振るので職員に時々怒られたり。

追記:そうそう、この方の介助を最初にしたとき、

「砂原奈美子です。」

と言うと、

ーけおと、なみこかっ!」

とイシャシャシャーと笑われたことがあって。何だろうと思って寮母長に聞くと、徳富蘆花の『不如帰(ほととぎす)』に出てくる男女の名前だそうで。

それ以来、オムツ交換に行く時など、

「はい、奈美子がきましたよー」

と言い、

〜けおと、なみこかっ!」

と言わせる遊びをしていたなー。

 

「み」さんという人は、頭が薄くなっていて。フロアに出て来るときマユズミで地肌に髪の毛を描いてきたりする。みんなで爆笑したけど、それもバカにする笑いじゃなくて、イーネっ!っていう笑いだった。ちっちゃい目のかわいい人だった。

 

なんだろう。仕事はラクでもないけど、職員みんな、年寄りが嫌いじゃなかったと思う。

 

近年、高齢者福祉施設の職員による入居高齢者への虐待がニュースになっているけど、あれは、

・配置人員をもう少し増やすこと、賃金を高くすること、それには福祉職のひと自身が政治や社会に関心を持って物申すこと。

・特に、人に接する福祉の仕事は、その対象者に興味がない人がやるとまさに地獄になるので、自分が年寄りや対象が好きじゃないかもなーと少しでも思ったら、すぐに辞めていいと思う。お互いが不幸地獄になるだけ。

介護は生活のためにやる仕事じゃない。(生活のために仕事するんでしょ!と言われるかもしれませんが。それでもやはりそうだと思う。)

・日本で、イヤなことを我慢することは素晴らしいという気質を無くす。自分が好きなことをしたらそれが喜ばれるんだということを広げる。

 

これらのことで、防げるようになると思っている。

って、また脱線した。

次のライフストーリー はこちら。

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