〜本来の自分に戻るヒントを御蔵島から〜

ライフストーリー37〜特別養護老人ホーム

 
  2018/10/25
 
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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

前回のライフストーリー36 はこちら。半年後に卒業。

特別養護老人ホーム、略して「特養」。

二階建てで、各フロアに50名高齢者が入所。入居後は入院などにならない限り、終生をそこで暮らす。

認知症の深い方がたくさんいたし、重度の状態で言葉が発せられない人も多かった。

話が出来る方たちももちろんおり、特攻隊に行った人や明治生まれの人もいて、日本を文字通り作って来た人たちがそこに居た。

 

「た〜の〜も〜〜」

と、職員を呼ぶ時に言うおじいちゃんがいた。最初聞いた時は、時代劇か!と思った。

いつだったかその方に、

「どんな人生だった?」

と聞いたら、

「戦争戦争の人生じゃった。」

と言われたことがある。

その時は何も言えなかった。今思えば、日本をここまでにしてくれてありがとう、くらい言いたかった。

同僚に、入居者へ戦争の話を聞きたいんだ〜と言う話をしたら、

「私はとてもそんな辛い時代のことは聴けない。」

と言われ、(それも一理あるか…でも、家族じゃない職員にこそ言えることってあるんじゃないか?結局関心がないだけなんじゃないかな。)とひねくれて思っていた。

 

今書いていて、身体が硬直して動けない人や、目が見えないかわいいばあさんや、いろんな人の顔が思い出されて、なんでだか泣けてくる。

 

次のライフストーリー はこちら。「介護のセンス」

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年寄りと会う、草刈りする、文章書くetc…好きなことだけする生活を実験中。 村のおもしろい師匠たちや厳しい自然から楽しく修行もしています。 積み重ねてきた、『大好きなアタマで考える理屈』はちょっとヨコに置いて。 人間の『感覚、感性、勘!』を一番大事にする、それを体感する為に村に来たんだな〜と感じる日々を過ごしてます。

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