ライフストーリー 25〜知多半島に住む。

今日のさんばし。絵本みたいな雲と空だった。
前回のライフストーリー 記事はこちら。
専門学校を卒業してから、やっぱり大学に行こ。と思い、予備校に通うため新聞奨学生になり。
今日は、その奨学生時の大学受験から、大学に入学するまで。
志望校は、愛知県にある福祉の大学。
当時、福祉系の大学は今ほど多くなく、必然的に絞られた。
学生の自主性が強い傾向から、愛知の大学に決めた。
受験の前日に名古屋へ泊まったのだけど、とても熱っぽくてコレから発熱する感じだった。
マズイ。。どうしよう…。こんな時に。。。
と困っていると、(あ、ラベンダーが良いかも!)と思い、
名古屋駅前にあったロフトで、ラベンダーがぎっしり詰まったバスポプリを見つけて購入。
ホテルのお風呂でラベンダーの香りを胸いっぱい吸って、気管支部分をパタパタとポプリでタッピングしてみたり。
……すると次の日、すっかり熱っぽさは治まっていた!!
うおおー良かった〜!自然の力ってスゴイ!!
そして受験当日、電車は名古屋を出発し、大学のある知多半島へ。
どんどん大学に近づくにつれて、見えてくる風景が山と田んぼだけに変わった。
(…ココでわたし、、、生活出来るのかなあ〜??)
キャンプとか山登りとか子どもの頃から色々行っていたし、自然は好きだけど、
あまりにも今までの生活と違って人工物がほとんど無い(ようにみえた)風景で。
まだ受かってもいないのに、(というか、受験すらしてないのに!)そう思ったことを、よく覚えてる。
で、この、「ここに来る前提の妄想」通り、知多半島に住むことになった。
アパートは、大学と大家さんが提携している大学近くのアパート。
契約の時は、両親が一緒に来てくれて、大家さんのおばあちゃん(と言っても70代くらい?)と話をしたっけ。
大家さんは、地元の方でノリの養殖をしていた。おうちに海苔を成形する機械があったなあ。
そう、今思えば、海の近くで風がホントーーに強いところだった。
そういう天候は御蔵と似ているし、人の気質も似ている所があったのかもしれないな。
何かの用事で、大家さんのお宅に伺った時、一度、上半身裸の大家さんが出てきたことがあって。
それがごく普通の感じだったので、びっくりしたけど私も普通に話して帰った。
なんというのだろう、、女性が上半身裸って、御蔵でも昔はそうして仕事したと、
年寄りから聞いたことがあり、意外に思ったことがあった。
海のそばの人は、気が早いというか、理屈より速さとか調和を大事にする気がしているので(あくまでわたしの捉え方。)
その裸もそういう気質からくるものなんじゃないかと思っている。
もう、大家さん亡くなってるよなあー。
日焼けした、背筋のしゃんとした方だった。
今日の玉石のハマ。
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