にっぽん縦断こころ旅〜多摩市編〜を観て。
昨日言われたように、やはり今日の海は荒れてきました。
気温は暖かいですが、風が吹き荒れています。
今夜竹芝桟橋を出港予定だった橘丸も、欠航。
さて。
当方、もう何年も一人暮らしの部屋にはテレビを置いていなかったのですが、
先月末より、部屋にテレビがあります。
今まで置いていなかった理由は、iphoneやfacebookをやめた理由と同じ。
見てしまうことで、実際の体験をするよりも時間が取られる。
節制すればよいのでしょうけれども、わたしは見ちゃう。
だけど今回は、テレビをありがたく受け入れてみた。
ずっと、放送大学の宇宙の授業を見たかったのも理由の一つですが、まあまずは、どっぷりTVに浸かってみました♪
いや〜やっぱり見てしまうー!!
でも見てよかったと思う番組はなかったかな。
あ、例外は昔から好きだった「おさるのジョージ」と「ひつじのショーン」。
これらはやっぱり素晴らしい。ただ、特に時間を取って観たいとは思わない感じでしょうか。
ニュースも、ラジオか新聞が良いと感じましたし。
ただ今日は、TVの良いところも、感じられまして。
今日放送された、火野正平さんが出ているTV番組「とうちゃこ」。火野さんが、番組へお便りをくれた方の思い出の土地を自転車で訪ねるのですが、今回は東京都多摩市でした。
10年前に多摩市の老人福祉施設に務めていたこともあって、
当時会っていた年寄りのことを、色々思い出しました。
多摩市で生まれ育った年寄りに話を聞くと、
ほんとうに多摩市は、多摩ニュータウンが開発されるまで、
とっても山深い地域だったようです。
炭焼き小屋があったり、男根が祭ってある神社があったり。
昔の日本そこかしこにたくさんあったであろうものが、
まだまだいっぱい残っていたようです。
番組では、さえずりの森という土地が映っていましたが、
昔はもーっと深い山が広がっていたんだよなあと思いました。
そして、私が多摩の施設を退職後も、年賀状のやりとりをしていた
御年93歳の利用者さん。
今年は年賀状が来なかったので、もう、お会いできなくなったのだなと感じていました。
今日この番組を見て、その方を思い出して、
テレビって、遠く離れた思い入れのある景色を映してくれることで、
追体験みたいなこともできるんだなあと思いました。
ちょっと、TVの意義は、感じた。